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初午(はつうま)とは?お茶の席での初午について

初午(はつうま)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

お茶の席でも2月になると聞かれることの多い初午。2月と言えば節分や立春が大きな行事ではと思っていましたが、初午も重要な行事です。

目次

初午とは

子の日、丑の日、寅の日など 干支がそれぞれの日にあてはめられており、初午とは2月の最初の午の日のことを言います。

初午の日にちは毎年変わり、今年2024年の初午の日は2月12日(月)です。

この日は京都市の伏見稲荷大社に稲荷大神様が降りてきた日とされています。稲荷大神様は農耕や穀物を司る神様で、日本各地の稲荷神社では五穀豊穣や商売繁盛を祈願するお祭りがおこなわれます。

稲荷神社といえば・・なぜ狐?

さて、稲荷神社、おいなりさんと言えば狐を思い浮かべる方も多いかと思います。でもおいなりさん=狐を思い浮かべてしまうのはなぜでしょうか?

稲荷大神様の使いは狐とされています。使いの狐も私たちの眼には見えない霊的なもので、こちらも大切にあがめられています。

おいなりさん=狐のイメージが強いのはここから来ているのですね。

稲荷大神様が狐というわけではなく、狐は使いです。

お茶の席では

さて、お茶ではその名の通り初午茶会が行われたり、お茶室に狐面が飾られていたりと初午を連想させるものが見受けられます。

お菓子やお道具の銘に「稲荷」が入っていたり、五穀豊穣や商売繁盛を連想させるものも初午関連になりますね。

初午(うま)、馬 ということで馬上杯と呼ばれる茶碗でお点前をすることもあるようです。

まとめ

こ初午について知っておくとお稽古やお茶席で「これは初午とかけているな」と気づくことができるようになり、より味わい深くなりますね!

ちなみに、私の住む栃木県には「しもつかれ」という郷土料理があり、こちらは元々 初午の時に作る料理だったようです。スーパーなどで一年中売っているので知らなかった。。

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